2019年10月、京都市左京区の某福祉施設様の屋根の部分改修工事を完工いたしました。

初回雨漏り相談受けた際、明らかに要因と考えられる建物と建物の繫ぎ部分の板金とその処理方法に問題があった部位を修繕しましたが、その後の台風で雨漏り修繕部分の流れです先で更なる漏水が発生しました。

一級瓦ぶき技能者の協力会社様と本格的な原因調査を実施しましたところ、大屋根からの雨水が傾斜から屋内方向に進んでいて、その結果下地の木が腐り更に雨水を室内に巻き込む構造となっていました。またカラーベスト部分は経年劣化から雨水が浸透する「巣」ができていました。

また今回問題になっていなかった大屋根の反対側についても確認したところ同様の現象でした。

よって問題になっている大屋根のから繋ぎ目までの間を全面部分改修しました。

その後漏水報告はなくお客様には喜んでいただいています。