2016年に補助金を活用し、デマンド制御装置「カンデマ」を導入させていただきました某特別養護老人ホーム様における2018年度の電気料金削減効果の結果が確定しましたので開示いたします。

こちらの施設様は開所3年目という過渡期(入所者数、スタッフ数、設備運用形態などが右肩上がりで伸びていた時期)に導入させていただいたこともあり、初年度の2017年度はカンデマ能力以上に使用量の伸びが激しかったために効果が吹き飛んでいました。

しかしながら4年目には

・施設稼働内容自体が安定してきたこと

・電気による蓄熱機器稼働設定を施設運用形態に合わせたこと

・施設責任者主体のもとスタッフの皆様と協力して節電意識を高めたこと

などから「カンデマ導入効果」が顕著に現れ、使用電力量を大幅に下げた状態での安全安心な施設運営に結び付けることが出来ました。そして並行して電力契約会社見直しによる契約形態変更で金額面でも更なる効果を得ることが出来ました。

今回の導入後の諸対策で特に驚いたのは「電気蓄熱機器:エコキュート」の意味のない稼働によって、電力を消費(=固定費の無駄遣い)していたことを解明できたことです。これは他の施設様においても水平展開は十分可能な要素だと確信出来ました。

カンデマ導入 電気使用量削減実績