太陽熱利用給湯システム
太陽熱集熱器の当社推奨メーカー
当社は顧客要望に対応するため国内外2社メーカーの太陽熱集熱器を推奨しています。
特に推奨しているのは国内メーカーである日本エコルL・L・C社製の太陽熱集熱器です。日本エコル社製の製品は元来 品質面では定評がありましたが、2016年1月に当社と提携したことでコスト面、納期面すべて含めて万全の供給が可能となりました。
また品揃えも豊富で、自然循環式、熱交換予熱コイル式、熱交換ヒートパイプ式、分離型強制循環式などに加えて様々なカスタマイズも可能となりました。
一方、海外メーカーで推奨しているのは、品質、機能、耐久性に定評があり国内導入実績も多いOventrop社の太陽熱集熱関連機器です。
Oventrop社はドイツで歴史ある大手バルブメーカーです。
太陽熱集熱器の種類
太陽熱集熱器には、大きく分けて真空管型と平板型の2つのタイプがあります
真空管型
真空管型はガラス管状で構成され、ガラス管は二重構造をとり内部がほぼ真空に保たれています。
内側のガラス管で集熱をおこない、真空部分によって外気温と断熱し、集めた熱を逃がし難い構造となります。
メリット | 冬季・寒冷地でも優れた集熱力がある |
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デメリット | コストパフォーマンスが低い |
平板型
平板型は日射面を透過率を高めた反射防止コーティング付単板ガラスにて覆い、内部の熱吸収パイプで集熱します。配管背面部には断熱材を設けた構造となります。
メリット | コストパフォーマンスが高い |
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デメリット | 集熱能力が真空管型より劣る屋根への荷重負荷が大きい |
例) 飲用水の過熱ののためのソーラーシステム概略図
実際の配管状態